マキシマスのモデルと考えられる人物

マキシマスは架空の人物ですが、モデルと考えられる人物がいくつか存在します。

まず、マルクス・アウレリウスのゲルマニア遠征に加わった将軍アウィディウス・カッシウス。彼は皇帝の死の噂をきき、自ら皇帝を名乗りますが、部下に暗殺されます。

次に、ディオクレティアヌス帝。身分の低い生まれでしたが、皇帝のお気に入りとなり、後に将軍になります。最後は後継者に指名され、皇帝に即位します。

その他、ディオクレティアヌス帝の共同統治者マクシミアヌス、軍人出身の皇帝マクシミヌス、スペイン出身の賢帝トライアヌスなどが挙げられます。